
どこまでサポートしてくれるのか気になる・・・
コウモリの被害に悩まされ、市役所に相談しようかと考えている人も多いです。
この記事ではコウモリ駆除に関する市役所のサポートや、自力で駆除する方法等について詳しく解説していきます。
- 市役所で受けられるコウモリ駆除のサポート
- 紹介された業者を見極める方法と費用
- 自力でコウモリ駆除を行う方法
- おすすめのコウモリ駆除業者
目次
コウモリの駆除は市役所に依頼できる?
コウモリの駆除は、基本的に市役所では依頼できません。コウモリを含む害獣の駆除は、市役所職員の業務に含まれていないからです。
しかし市役所では、コウモリ駆除に関するさまざまなサポートを受けられます。地域によって対応範囲は異なるので、事前に市役所で確認しておくと良いでしょう。
市役所で受けられるコウモリ駆除のサポート
市役所で受けられるコウモリ駆除のサポートを4つ紹介します。
- コウモリの対処法や予防に関するアドバイス
- コウモリ駆除業者の紹介
- 死骸の回収
- 自治体によっては対応してくれないケースも
詳しく見ていきましょう。
①コウモリの対処法や予防に関するアドバイス
市役所で受けられるコウモリ駆除のサポートは、対処法や予防に関するアドバイスです。市役所に害獣駆除の相談窓口が設置されている場合、駆除に関するアドバイスを受けられます。
様子を見るべきか、業者に相談するべきかなど、第三者視点からの対処法を教えてもらえるでしょう。
また、コウモリを寄せ付けないための予防法を教えてくれる自治体もあります。捕獲器などを貸し出している場合もあるので、対処法に迷ったらまずは市役所に相談してみると良いでしょう。
②コウモリ駆除業者の紹介
市役所で受けられるコウモリ駆除のサポートとして、駆除業者の紹介が挙げられます。市役所によっては、提携している害獣駆除業者を紹介してくれる場合があります。
しかし、費用は自己負担となるため、注意が必要です。市役所の紹介だから優良な業者とも限らないので、対応や費用などをよく吟味してから選ぶようにしましょう。
③死骸の回収
市役所で受けられるコウモリ駆除のサポートの3つ目は、死骸の回収です。これは、一般道などにコウモリの死骸が落ちていた場合の対応になります。
自宅にいるコウモリを駆除した場合は、自分で処分するか業者に依頼して回収してもらう必要があります。
④自治体によっては対応してくれないケースも
市役所で受けられるコウモリ駆除のサポートとして、自治体によっては対応してくれないケースもあるので注意しましょう。
コウモリ駆除に関する対応は、地域によって大きく異なります。「自己対応でお願いします」と、相談にも乗ってくれないケースもあります。
自分で駆除する方法がわからない場合は、民間の業者に依頼して駆除してもらうのがおすすめです。
市役所で紹介されたコウモリ駆除業者が優良か見分ける方法
市役所で紹介されたコウモリ駆除業者が優良か見分ける方法は以下の3つです。
- 料金体系が明確か
- 保証が充実しているか
- 駆除から再発防止まで対応可能か
詳しく見ていきましょう。
料金体系が明確か
市役所で紹介されたコウモリ駆除業者が優良か見分ける方法として、料金体系が明確かどうかが挙げられます。
料金体系は業者のホームページに載っていますが、あくまでも目安です。コウモリの数や被害状況、作業範囲によって料金は大きく変わります。
業者の料金体系を知りたければ、一度現地調査をして見積もりを出してもらうのがおすすめです。
不要な作業内容や、見積もり後の請求がないかなどをしっかり確認しておきましょう。見積もりの段階では、もし料金や対応に納得できなかった場合に断ることも可能です。
保証が充実しているか
市役所で紹介されたコウモリ駆除業者が優良か見分ける方法は、保証が充実しているかどうかです。
害獣駆除業者の多くは、再発に対応するための保証期間を設けています。業者によって保証年数は異なりますが、5~10年程度の長期保証をしている業者がおすすめです。
しかし長期保証があるからと安心せず、保証期間に再発した場合の費用や、どのような対応を取ってくれるかなども確認しておいたほうが良いでしょう。
駆除から再発防止まで対応可能か
市役所で紹介されたコウモリ駆除業者が優良か見分ける方法の3つ目は、駆除から再発防止まで対応可能かどうかです。
コウモリを追い出すだけの駆除では、数日経つと戻ってきてまた住み着いてしまう可能性があります。
優良な駆除業者か判断するためには、以下の作業をしてくれるかどうか確認しましょう。
- 追い出し駆除
- 清掃
- 消毒
- 侵入経路の封鎖
コウモリを追い出しても、清掃や消毒をしないと2次被害の危険性があります。また侵入経路がそのままでは、再発も防げません。
業者によって作業内容は異なるため、どこまで対応してくれるのかをしっかり確認しておくことが大切です。
コウモリ駆除を業者に依頼した際にかかる費用
コウモリ駆除を業者に依頼した場合、最低でも20,000~30,000円程度の費用がかかります。
コウモリは屋根の付近など、高所に住み着きやすい害獣です。はしごでも登れない場合は、足場台などの費用もかかってくるので注意しましょう。
また、被害が大きくなるほど駆除費用は高くなります。コウモリがいることに気付いたら、できるだけ早めに対処するのが費用を抑えるコツです。
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなう手順
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなう手順は以下のとおりです。
- 自治体に害獣駆除申請をする
- 必要なアイテムを揃える
- コウモリの居場所を特定する
- コウモリを追い出す
- 掃除・消毒をする
- 再発防止策をおこなう
- 駆除後も侵入がないか観察する
順に見ていきましょう。
手順①自治体に害獣駆除申請をする
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなうには、まず自治体に害獣駆除申請を行いましょう。
コウモリは「鳥獣保護管理法」で保護されているので、無許可で駆除・退治ができません。知らずに駆除してしまうと、1年以下の懲役や100万円以下の罰金となる可能性があるので注意してください。
コウモリ駆除の申請は市役所などで行えます。申請には数週間かかることもあるので、余裕を持って行いましょう。
手順②必要なアイテムを揃える
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなう手順2は、必要なアイテムを揃えることです。
自分でコウモリ駆除を行うには、以下のアイテムを用意する必要があります。
- 長袖長ズボンの服
- マスク
- ゴーグル
- ゴム製手袋
- 駆除剤
- 懐中電灯
- ブラシ
- 雑巾
- ゴミ袋
- 洗剤
- アルコールスプレー
コウモリには、ダニやノミ、病原菌が付着している可能性があります。できるだけ素肌を隠し、完全防備で駆除を行いましょう。
また作業場所が高所になる場合は、はしごやヘルメットも必要になります。
手順③コウモリの居場所を特定する
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなう次の手順は、コウモリの居場所を特定することです。
コウモリの居場所は、鳴き声や糞、物音で特定できます。コウモリは軒下や屋根、通気口や壁のすき間などに住み着くので、よく確認しておきましょう。
手順④コウモリを追い出す
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなう手順4は、コウモリを追い出すことです。
住み着く場所によっても追い出し方法は異なりますが、おすすめはスプレーやジェルタイプの忌避剤です。
置き型の燻煙剤などもあるので、屋根裏など手が届きにくい場合は検討してみると良いでしょう。
手順⑤掃除・消毒をする
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなう次の手順として、掃除・消毒作業が挙げられます。
コウモリが住み着いていた場所は、糞や尿で汚れています。洗剤や雑巾、ブラシを使って徹底的に掃除しましょう。
使い終わった雑巾や手袋は、そのままゴミ袋に入れて処分するのがおすすめです。
手順⑥再発防止策をおこなう
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなう手順6は、再発防止策をおこなうことです。
コウモリは帰巣本能が強い生き物のため、一度住み着いた場所に戻ってくる傾向があります。
追い出した後にコウモリが侵入してこないように、侵入経路を塞ぐなど再発防止策を取りましょう。
コウモリが嫌がる忌避剤などを使用し、寄せ付けない対策が大切です。
手順⑦駆除後も侵入がないか観察する
コウモリの駆除を市役所に頼らず自分でおこなう最後の手順は、駆除後も侵入がないか観察することです。
侵入経路の封鎖や忌避剤を使用しても、コウモリが再度侵入してしまう可能性はゼロではありません。
コウモリの再発を防ぐには、駆除後も侵入がないか観察し、少しでも変化があったらすぐに対応する必要があります。
市役所の許可を取らずにできる!コウモリの駆除・予防法
市役所の許可を取らずに、コウモリの駆除・予防をする方法を4つ紹介します。
- 市販のコウモリ駆除グッズを使用する
- 家の周辺をこまめに掃除する
- 侵入経路を封鎖する
- フンを掃除・消毒する
詳しく見ていきましょう。
市販のコウモリ駆除グッズを使用する
市役所の許可を取らずに、コウモリの駆除・予防をするには、市販のコウモリ駆除グッズを使用するのがおすすめです。
手軽にコウモリを追い出すなら、市販の燻煙剤や忌避剤の使用が効果的です。またコウモリが苦手なハッカやカプサイシン入りの油や線香を焚くのも良いでしょう。
家の周辺をこまめに掃除する
市役所の許可を取らずに、コウモリの駆除・予防をする方法として、家の周辺をこまめに掃除することが挙げられます。
コウモリは、小さな昆虫類をエサとしています。屋外にゴミ箱を設置しているなど、虫を寄せ付けている場合は注意が必要です。
また家庭菜園に群がる虫たちも、コウモリのエサになってしまいます。家の周辺はこまめに掃除をし、虫よけグッズなども活用すると良いでしょう。
侵入経路を封鎖する
市役所の許可を取らずに、コウモリの駆除・予防をするには、侵入経路を封鎖するのも大切です。
コウモリは小さな害獣のため、2cmほどの小さなすき間でも侵入してしまいます。家のわずかなすき間やひび割れに気付いたら、できるだけ早く隙間を塞いで対処することをおすすめします。
パテなどで隙間を埋めるのが効果的ですが、通気口など塞げない場所には金網を使用すると良いでしょう。
フンを掃除・消毒する
市役所の許可を取らずに、コウモリの駆除・予防をする方法として、フンを掃除・消毒することが挙げられます。
コウモリのフンは、ぜんそくやアレルギーを引き起こす原因となり得ます。コウモリによる2次被害を防ぐためにも、コウモリのフンや尿に気付いたらこまめに掃除・消毒することが重要です。
市役所よりおすすめなコウモリ駆除業者3選
市役所よりもおすすめなコウモリ駆除業者を3社紹介します。
害獣駆除110番
害獣駆除110番は、累計お問い合わせ件数500万件を突破した駆除業者です。コウモリやモグラ、ネズミなどの駆除を行っています。
電話は365日24時間受け付けており、気付いたその場で相談ができます。現地調査や見積もりにかかる費用は無料です。
安全のため毒薬は使用しておらず、子供やペットがいる家庭でも安心して利用できます。
害獣駆除対策センター
害獣駆除対策センターは、全工程を完全自社施工で行う害獣駆除業者です。仲介手数料がかからないので、費用を抑えながらコウモリなどの害獣を駆除できます。
急ぎの場合は電話1本で、最短30分訪問が可能。最長10年の保証が付いており、万が一再発してしまっても安心です。
ハウスプロテクト
ハウスプロテクトは、駆除から再発防止まで徹底的に行ってくれる業者です。関東・関西・東海エリアなどを中心に、コウモリやネズミなどの害獣を駆除しています。
帰巣本能が強いコウモリも、侵入経路の封鎖で再発を防止。万が一の再発に備えて、最長10年の安心保証もついています。