
一軒家の遺品整理をしたいけど、費用相場が分からなくて不安・・・
一軒家の遺品整理にかかる費用相場が分からず、業者への依頼を躊躇してしまう人も多いと思います。
この記事では、一軒家の遺品整理にかかる費用相場や、費用を安くするコツなどについて詳しく解説していきます。
- 【間取り別】一軒家の遺品整理にかかる費用相場
- 一軒家と集合住宅の遺品整理の費用の違い
- 一軒家の遺品整理にかかる費用を安くするコツ
- 一軒家におすすめの遺品整理業者3選
目次
一軒家の遺品整理にかかる費用相場【間取り別】
一軒家の遺品整理にかかる費用相場を、以下の間取り別で解説します。
- 1LDK
- 2LDK
- 3LDK
- 4LDK
- 5LDK以上
詳しく見ていきましょう。
1LDK一軒家の遺品整理費用相場
一軒家の遺品整理にかかる費用相場は、1LDKならば7~20万円です。一軒家の遺品整理では、一番安い料金設定です。
一軒家で1LDKの間取りは多くないですが、夫婦2人暮らしの平屋で採用されることがあります。
1LDKSという間取りもありますが、このSは「サービスルーム」の略です。この間取りだと2LDKに含まれる場合があります。
2LDK一軒家の遺品整理費用相場
一軒家の遺品整理にかかる費用相場で、2LDKの場合は12~30万円です。2LDKは土地自体が広くない都市部などの一軒家や、平屋などによく見られる間取りです。
そのため、一軒家の遺品整理の費用相場の中でも比較的安い料金設定です。
3LDK一軒家の遺品整理費用相場
一軒家の遺品整理にかかる費用相場として、3LDKであれば17~50万円です。3LDKは日本の一軒家では比較的多い間取りです。
そのため一軒家の遺品整理の費用は、少なくとも3LDK程の依頼料金はかかると考えておいた方が良いでしょう。
4LDK一軒家の遺品整理費用相場
一軒家の遺品整理にかかる費用相場で、4LDKの場合は22~70万円です。4LDKも、一般的な一軒家では比較的多い間取りです。
そのため3LDKと同様、一軒家の遺品整理にかかる費用の目安となる料金相場と言えます。
5LDK以上の一軒家の遺品整理費用相場
一軒家の遺品整理にかかる費用相場として、5LDK以上ならば27~85万円です。5LDK以上だと家自体も大きく部屋数も多いため、他の間取りと比べて依頼料金が割高になるパターンがあります。
一軒家の遺品整理にかかる費用が決まる基準
一軒家の遺品整理にかかる費用が決まる基準は以下の4点です。
- 住んでいる地域
- 荷物の量
- 建物や周辺道路の状況
- 買取品があるかどうか
詳しく解説します。
一軒家の遺品整理費用が決まる基準①住んでいる地域
一軒家の遺品整理にかかる費用が決まる基準として、住んでいる地域が重要です。比較的、地方よりも都市部の方が依頼料金は上がる傾向にあります。
しかし都市部の方が業者の数が多く、業者同士の価格競争の末に全国の費用相場よりも下がることもあります。
東京や大阪などの都市部の一軒家の遺品整理にかかる費用相場は以下の通りです。
作業地域 | 1LDKの費用相場 | 4LDKの費用相場 |
---|---|---|
東京 | 8,000円~ | 228,000円~ |
大阪 | 7,300円~ | 212,000円~ |
1LDKだと約8万円からの費用相場ですが、4LDKだと20万円を超えるようです。
一軒家の遺品整理費用が決まる基準②荷物の量
一軒家の遺品整理にかかる費用が決まる基準の2つ目は、荷物の量です。同じ間取りでも、荷物の量が多い場合は費用も上がりやすくなります。
荷物の量が多いと費用が上がる理由として、作業量の増加や、人員の増加が挙げられます。できる限り、自身で整理しておくと依頼費用を抑えられるでしょう。
一軒家の遺品整理費用が決まる基準③建物や周辺道路の状況
一軒家の遺品整理にかかる費用が決まる基準に、建物や周辺道路の状況も含まれます。
例えば、現場までの距離が近い場所にトラックを停められるスペースなどがあれば、依頼費用は安く済みます。
しかし、現場までの距離が遠い場所にトラックを停めなければならない場合、作業時間がかかり、人員も増やす必要があるため、費用が上がる場合が多いです。
一軒家の遺品整理費用が決まる基準④買取品があるかどうか
一軒家の遺品整理にかかる費用が決まる基準の4つ目は、買取品があるかどうかです。
遺品整理と共に買取をしてくれる業者だと、買取価格を遺品整理にかかる費用から差し引いてくれる場合があります。
もし高値で買い取ってもらえる遺品があれば、遺品整理にかかる費用を上回る買取価格になる可能性もあります。
業者が「古物商許可証」を取得していれば買取が可能です。取得している業者かどうかは、見積もり時に直接確認をするか、業者のホームページから確認しましょう。
一軒家と集合住宅の遺品整理の費用の違い
一軒家と集合住宅の遺品整理の費用の違いは、以下の3点です。
- 階層が低いため費用が抑えられる
- 庭がある場合はより有利になる
- 地方や山間部は費用が高くなる場合も
詳しく解説します。
階層が低いため費用が抑えられる
一軒家と集合住宅の遺品整理の費用の違いに、階層が低いため費用が抑えられる点が挙げられます。
一軒家はほとんどが平屋、2階建て、高くても3階建てまでが多く、比較的階層が低いため作業がしやすい建物です。
作業がしやすいということは、その分依頼費用が抑えられます。そのため一軒家は遺品整理にかかる依頼費用が比較的安く済む傾向があります。
庭がある場合はより有利になる
一軒家と集合住宅の遺品整理の費用の違いとして、庭がある場合はより有利になる可能性があります。
庭があるとトラックを停めて作業ができたり、一時的に荷物を置いたりできます。しかしそのようなスペースがない場合は、近くのパーキングや空きスペースを借りなければなりません。
駐車料金が追加費用としてかかったり、作業時間がかかったりして依頼費用がかさむ場合があります。
一軒家は3分の1〜半分程度の割合で庭があるため、その点で有利と言えるでしょう。
地方や山間部は費用が高くなる場合も
一軒家と集合住宅の遺品整理の費用の違いの3つ目は、地方や山間部は費用が高くなる場合があることです。
一軒家の場合、山間部などの僻地に建っていることがあります。それに比べて集合住宅は、比較的開けた場所に建っていることが多いです。
集合住宅に駐車スペースが少なかったとしても、業者が問題なく向かうことはできます。
しかし、山間部の一軒家の場合はそこから往復するだけで1日かかってしまう恐れがあります。
そうなると入り費用も2倍程度まで上がってしまう事もあるのです。このようなパターンは一軒家の方が依頼費用は高くなることがあります。
しかし、全体的には集合住宅よりも一軒家の方が依頼費用は安くなることが多いです。
一軒家の遺品整理にかかる費用を安くするコツ
一軒家の遺品整理にかかる費用を安くするコツは、以下の3点です。
- 可能な限り自分で整理しておく
- 遺品整理の費用相場を把握しておく
- 遺品整理のサービス内容を理解する
詳しく解説します。
可能な限り自分で整理しておく
一軒家の遺品整理にかかる費用を安くするコツは、可能な限り自分で整理しておくことです。
処分する遺品と保管する遺品を簡単に整理しておくことや、処分するものの分別など、自身でできる作業もたくさんあります。
時間も労力もかかりますが、少しでも整理をしておくことで依頼費用を安く抑えることができます。
遺品整理の費用相場を把握しておく
一軒家の遺品整理にかかる費用を安くするコツの2つ目は、遺品整理の費用相場を把握しておくことです。
自身で費用相場を把握しておくことで、適正価格でのサービスを受けられます。反対に費用相場を知らずに依頼すると割高な料金を支払ってしまうこともあるため、損をしてしまう事も少なくありません。
業者に依頼をする前に、自身で遺品整理の費用相場を調べておきましょう。
遺品整理のサービス内容を理解する
一軒家の遺品整理にかかる費用を安くするコツとして、遺品整理のサービス内容を理解する必要があります。
費用は数字を見比べればいいだけですが、サービス内容やサービスの質は遺品整理自体の理解をしていないと違いが分かりません。
「遺品整理ではどのようなことをするのか」「どのくらいの時期までに何をしたらいいのか」などを理解しておけば、低品質なサービスで料金を受け取ろうとする業者を回避できます。
依頼費用だけではなく、遺品整理のサービス内容も確認しましょう。
一軒家におすすめの遺品整理業者を選ぶポイント
一軒家におすすめの遺品整理業者を選ぶポイントは以下の4点です。
- 家の近くにある業者に依頼する
- 料金プランが明確な業者を選ぶ
- 問い合わせ時の対応が丁寧か確認する
- 口コミ・評判のよい業者に依頼する
詳しく解説します。
家の近くにある業者に依頼する
一軒家におすすめの遺品整理業者を選ぶポイントは、家の近くにある業者に依頼することです。
業者によっては、遠方まで赴く場合に追加料金を上乗せされるケースがあります。家の近くにある業者なら土地勘もあり、良心的な料金で作業をしてくれるところが多いです。
料金プランが明確な業者を選ぶ
一軒家におすすめの遺品整理業者を選ぶポイントとして、料金プランが明確な業者を選ぶことも挙げられます。
良心的な業者の場合、明確な料金プランがホームページに掲載されていたり、見積書の内訳を細かく提示してくれます。
それらをおこなってくれない業者は、作業後に追加料金を請求してくるケースがあるので注意が必要です。
問い合わせ時の対応が丁寧か確認する
一軒家におすすめの遺品整理業者を選ぶポイントの3つ目は、問い合わせ時の対応が丁寧か確認することです。
特に、以下の点に意識を向けて確認しましょう。
- 電話応対の雰囲気が良い
- 見積もり時に内訳等の説明がある
- 疑問点がないか聞いてくれる
対応が良くないと感じる業者への依頼は、後にトラブルに発展する恐れがあります。
業者の対応に違和感を感じたり、疑問点が払拭できなかったりした場合は、他の業者にも見積もりを検討してみても良いでしょう。
口コミ・評判のよい業者に依頼する
一軒家におすすめの遺品整理業者を選ぶポイントで、口コミ・評判のよい業者に依頼することも重要です。
リアルな口コミ・評判を知りたい場合は、Googleマップがおすすめです。ランキングサイトや業者のホームページに掲載されている口コミ・評判は、サクラのケースも少なくありません。
本物の口コミ・評判を見極めて、優良業者へ依頼しましょう。
一軒家の遺品整理業者を選ぶ際に注意すること
一軒家の遺品整理業者を選ぶ際に注意することは、以下の2点です。
- 悪徳業者ではないか特徴を確認する
- 1社に絞らず複数の業者で見積もりを比較する
詳しく解説します。
悪徳業者ではないか特徴を確認する
一軒家の遺品整理業者を選ぶ際に注意することとして、悪徳業者ではないか特徴を確認する必要があります。
以下が避けるべき業者の特徴です。
- 事前の訪問見積もりがない
- 電話応対の感じが悪い
- セールスポイントが安さのみ
まず、事前の訪問見積もりがない業者は作業終了後に高額請求をしてくる場合があるため、必ず現地を確認してくれる業者を選びましょう。
次に、電話応対の感じが悪い業者は作業自体も丁寧におこなってくれない可能性があるため、避けた方が懸命です。
最後に安さは大切なポイントですが、あまりにも費用相場からかけ離れた安すぎる業者は、違法な方法を取っている可能性があります。
なぜなら遺品整理は分別や仕分けに一定の時間が必要であり、コストカットできない部分があるからです。
現場によっては特殊清掃などの専門技術も必要とするため、その点を踏まえると安さのみで押し通そうとする業者はおすすめできません。
1社に絞らず複数の業者で見積もりを比較する
一軒家の遺品整理業者を選ぶ際に注意することは、1社に絞らず複数の業者で見積もりを比較することです。
基本的に見積もりは無料です。そのため2〜3社へ見積もりを依頼して「どこが一番安いか」「サービス内容にどのような違いがあるか」などを比較しましょう。
訪問見積もりをしてもらうと、より正確な費用を把握できます。
一軒家におすすめの遺品整理業者3選
一軒家におすすめの遺品整理業者3社を紹介します。
一軒家の遺品整理におすすめ1位「一括見積もりコンシェルジュ」
遺品整理作業料金 | 遺品整理業者による |
---|---|
対応エリア | 全国 |
特殊清掃対応の有無 | 有 |
遺品整理士在籍の有無 | 有 |
買取・回収の有無 | 有 |
形見分別・送付対応 | 可 |
遺品の供養 | 可 |
清掃対応 | 可 |
即日対応 |
可 |
一括見積もりコンシェルジュは、遺品整理の優良業者を厳選して最大5社見積もりが無料です。
最大5社の見積もりを比較できるので、依頼費用を大きく抑えることが可能となります。
次のように、様々な要望に対応できるため、求めている条件に合う業者を自分の手で探す必要がありません。
さらに、安心の「遺品整理士認定協会の認定業者」を厳選して紹介してもらうことも可能で、一軒家の遺品整理にもおすすめです。
一軒家の遺品整理におすすめ2位「遺品整理110番」
遺品整理作業料金 | 16,500円〜 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
特殊清掃対応の有無 | 有 |
遺品整理士在籍の有無 | 要確認 |
買取・回収の有無 | 有 |
形見分別・送付対応 | 可 |
遺品の供養 | 可 |
清掃対応 | 可 |
即日対応 |
可 |
「遺品整理110番」は、特殊案件に強く、年間実績が30,000件の実績を持つ遺品整理業者です。
24時間365日、電話からの見積もり依頼を受け付けています。対応の早さも選ばれる理由の一つです。
不用品の買取は遺品整理士、家財評価アドバイザーに相談ができ、高値で買取をしてくれます。
一軒家の遺品整理におすすめ3位「遺品の整理屋さん」
遺品整理作業料金 | 29,800円〜 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
特殊清掃対応の有無 | 要確認 |
遺品整理士在籍の有無 | 有 |
買取・回収の有無 | 有 |
形見分別・送付対応 | 可 |
遺品の供養 | 可 |
清掃対応 | 可 |
即日対応 |
可 |
遺品の整理屋さんは、年中無休で受付を行っており、スピーディ(最短即日30分)に、無料出張査定を行ってくれる業者です。
電話相談や見積もり料は一切かかりません。相見積もりも可能で、複数の業者と比較したい人にもおすすめです。
処分だけではなく買取も行っており、買取対象品に対して梱包や搬出費用がかからず、一軒家の遺品整理にもおすすめです。