自分で駆除する方法や、駆除業者に依頼する方法を知りたい・・・
屋根裏にイタチが住み着き、騒音や悪臭に困っている人もいるかと思います。
この記事ではイタチを駆除する方法や、おすすめの害獣駆除業者等について詳しく解説していきます。
- イタチが来なくなる対策法
- イタチの生態・被害
- 自力でイタチを駆除する方法
- 駆除業者に依頼するメリット・デメリット
- おすすめのイタチ駆除業者
目次
イタチ駆除の方法
イタチ駆除の方法を以下の2つに分けて紹介します。
- 捕獲駆除
- 追い出し駆除
詳しく見ていきましょう。
①捕獲駆除
イタチ駆除の方法の1つ目は、捕獲駆除です。イタチを自分で捕獲するには「狩猟免許」を取得する必要があります。
捕獲機の中にイタチが好む食べ物を入れ、おびき寄せて捕獲します。自治体によっては狩猟免許なしでも捕獲機を貸出してくれるところもあるため、自分で捕獲したい場合は自治体に問い合わせてみると良いですよ。
業者に依頼して捕獲駆除する場合も、業者が設置した捕獲機にイタチがかかっていないか毎日確認する必要があります。
②追い出し駆除
イタチを駆除するには、追い出し駆除する方法もあります。追い出し駆除には、以下の4つの方法があります。
- 超音波や大きな音で追い出す
- 燻煙剤(バルサン)を焚いて追い出す
- 強い光を当てて追い出す
- 忌避剤を置いて追い出す
一つずつ見ていきましょう。
超音波や大きな音で追い出す
イタチ追い出し駆除するには、超音波や大きな音で追い出すのが最も手軽な方法です。イタチは大きな音や超音波が苦手なので、住み着いた場所から音を出せばイタチの追い出しができます。
イタチ撃退用の超音波グッズを使うのも効果的で、屋根裏などに住み着いている場合は置くだけでも効果を発揮します。
一方で、大きな音を定期的に出し続けていると、近所迷惑になってしまうことも。大きな音は早朝や深夜を避け、効果がない場合はすぐ他の対処法をとった方が良いでしょう。
燻煙剤(バルサン)を焚いて追い出す
イタチ追い出し駆除する方法として、燻煙剤(バルサン)を焚いて追い出すのも効果的です。
バルサンは虫やネズミの追い出しに使用されますが、イタチの追い出しにも効果を発揮します。
しかも即効性があるため、業者の駆除でもよく使用される方法です。固形や袋型、ワンタッチ式などさまざまな種類が販売されているので、使い勝手の良いものを選んでみてください。
しかし子供のイタチがいる場合は、親が子供を残して逃げて行ってしまうケースも。子供のイタチの処分をしなければならないので、甲高いイタチの子供の声がする場合は、使用を検討しましょう。
強い光を当てて追い出す
イタチ追い出し駆除するには、強い光を当てて追い出す方法もあります。イタチは、強い光を感じると危険を感じて逃げ出します。
以下のようなグッズを活用すると、手軽に駆除ができますよ。
- 飾り付けようのイルミネーション
- 回転灯
屋根裏などの暗い場所にイタチが住み着いている場合は、照明器具を一晩中付けておきましょう。
忌避剤を置いて追い出す
イタチ追い出し駆除する方法として、忌避剤を置いて追い出すのもおすすめです。ドラッグストアやホームセンターで気軽に購入ができ、効果は2か月前後と長持ちなのが特徴。
子供やペットのいる家庭でも使いやすい、天然由来成分のものも販売されていますよ。
駆除後も気は抜けない!イタチが来なくなる対策方法
駆除後にもイタチが来なくなる対策方法を見ていきましょう。
- フンや巣を掃除する
- 害虫駆除をおこなう
- 侵入できそうな穴を塞ぐ
- エサになりそうなものを置かない
詳しく解説します。
①フンや巣を掃除する
駆除後にもイタチが来なくなる対策方法は、フンや巣を掃除することです。イタチなどの駆除した害獣は、駆除後ももう一度戻って住み着いてしまうことがあります。
イタチが戻ってきてしまうのを避けるためにも、イタチが住んでいた巣はしっかりと取り除きましょう。
また、イタチのフンや尿は、放置してしまうと悪臭やアレルギーの原因になります。
イタチの駆除後はフンを完全に取り除き、消毒・消臭することが大切です。
②害虫駆除をおこなう
駆除後にもイタチが来なくなる対策方法として、害獣駆除をおこなうことも挙げられます。害虫はペットや人間に寄生することで、感染症のリスクが高まります。
2次被害を避けるためにも、イタチの糞尿によって繁殖した害虫を駆除することが大切です。
③侵入できそうな穴を塞ぐ
駆除後にもイタチが来なくなる対策方法の3つ目は、侵入できそうな穴を塞ぐことです。イタチは一度追い出しても、また戻ってくる可能性があります。
侵入経路を塞いでおけば、イタチが戻ってきてまた住み着いてしまうことを防げます。イタチは3cmほどのすき間でも侵入してきてしまうため、小さな侵入口も見逃さずに塞ぐことが大切です。
侵入口を塞ぐ際には、金属製のネットや網でしっかりと塞ぎましょう。
④エサになりそうなものを置かない
駆除後にもイタチが来なくなる対策方法として、エサになりそうなものを置かないことも挙げられます。
ゴミを外に置きっぱなしにしておくと、イタチが寄ってくる可能性があります。エサとなりうるゴミはこまめに処分するか、密閉できるゴミ箱に入れるなどの対処をしましょう。
また、ペットとして飼われる以下の動物たちもイタチのエサになる恐れがあります。
- 金魚
- メダカ
- 亀
- 小鳥
- ハムスター
できるならゲージや水槽に蓋をする、細かいネットをかけるなどの工夫をしてください。
イタチを自分で捕獲駆除する手順
イタチを自分で捕獲駆除する手順は以下のとおりです。
- 市役所に許可を申請する
- 箱罠を設置する
- 捕獲後はイタチを処理する
順番に解説します。
手順①まずは市役所に許可を申請する
イタチを自分で駆除する手順は、まず市役所に許可を申請することです。イタチを含む野生鳥獣は、「鳥獣保護管理法」によって捕獲が禁止されています。
しかし、狩猟免許や許可捕獲が認められている場合、駆除が可能です。許可なくイタチの捕獲をしてしまうと、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられるため注意しましょう。
許可の申請は、市役所の鳥獣行政担当課で相談・申請ができます。
申請に必要な書類一覧
市役所でイタチの駆除許可を申請する際に、必要な書類は以下のとおりです。
- 鳥獣捕獲許可等申請書
- 有害鳥獣捕獲依頼書
- 捕獲理由書
- 捕獲予定場所がわかる図面
- 捕獲などの方法がわかる図面
- 被害状況の写真
- 狩猟免許の写し(自治体による)
必要な書類は、自治体によって異なります。事前に自治体に電話で確認しておくとスムーズですよ。
手順②箱罠を設置する
イタチを自分で駆除する次の手順として、箱罠を設置しましょう。箱罠とは、小型の動物を捕まえるための捕獲機のこと。
ホームセンターで購入できますが、自治体によっては貸し出しをしている場合もありますよ。
箱罠の設置に適した場所は?
イタチを捕獲するための箱罠の設置に適した場所は、天井裏です。イタチの多くは天井裏に住み着いています。
天井裏に設置する場合は、点検口から捕獲機を置くのがおすすめです。お風呂場の天井や押し入れの天井に点検口があるケースが多いですよ。
脚立を使い、懐中電灯などで照らしながら箱罠を設置しましょう。
エサはフライドチキンがおすすめ
箱罠に置くエサは、フライドチキンがおすすめです。イタチは、から揚げやフライドチキンなどの揚げ物が好物。
おびき寄せるためには、コンビニで購入できる安価なフライドチキンで十分です。またイタチが捕獲できたかどうか、毎日チェックするようにしましょう。
屋内の場合は約2週間、屋外の場合は3日に一度エサを交換してください。
手順③捕獲後はイタチを処理する
イタチを自分で駆除する手順は、捕獲後にイタチを処理することです。イタチが捕獲できたら、放獣または殺処分のどちらかを選択します。
放獣の場合は箱罠ごと広い河原などに運んで逃がします。許可を得た自治体の管轄外以外での放獣は禁止されているため、自治体の指示に従って放獣しましょう。
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点を解説します。
- 自力での駆除は一時的な効果しかない
- 完全に駆除できたか確認するのは困難
- 再発防止作業には限界がある
- 被害を悪化させてしまう場合も
- ケガや感染症を引き起こす可能性がある
- ペットにストレスを与える恐れも
- 自力で駆除しても費用はそこまで抑えられない
一つずつ見ていきましょう。
自力での駆除は一時的な効果しかない
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点は、自力での駆除は一時的な効果しかないことです。
イタチの嫌いな臭いや音で追い出しても、効果は一時的なもの。数週間もすれば、また戻ってきてしまうこともあります。
自力でおこなう駆除は根本的な解決にはならないので、何度も繰り返さなくてはなりません。
完全に駆除できたか確認するのは困難
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点として、完全に駆除できたか確認するのは困難なことも挙げられます。
イタチが住み着く屋根裏を確認するには、点検口を開ける必要があります。ライトで照らすだけでは隅々まで見ることは難しく、完全に駆除できたか確認することは困難です。
再発防止作業には限界がある
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点の3つ目は、再発防止作業には限界があることです。
イタチを追い出しても、イタチが住んでいた屋根裏を徹底的に掃除・消毒するのは難しいでしょう。
またイタチは狭い場所からも侵入できるため、全ての経路を封鎖するのにも限界があります。
被害を悪化させてしまう場合も
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点として、被害を悪化させてしまう場合もあることを覚えておきましょう。
たとえば子供連れのイタチだった場合、燻煙剤で追い払おうとすると、親は子供を煙が届かない場所へ連れて逃げます。
のちに親が死んでしまったり、子供を救出できなかったりすると、子供のイタチも死んでしまいます。
死体は目に付かない場所で腐敗し始め、悪臭や害虫が沸く原因になってしまうのです。
ケガや感染症を引き起こす可能性がある
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点は、ケガや感染症を引き起こす可能性があることです。
イタチは凶暴な性格のため、自力で捕まえようとすると噛まれるなどのリスクがあります。イタチの牙や爪にいるばい菌やウイルスにより、感染症を引き起こしてしまう可能性もあるでしょう。
またイタチの糞尿にも、多くの菌が付着しています。知らずに触ってしまい、腹痛や下痢などの症状が出てしまうこともあります。
ペットにストレスを与える恐れも
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点の6つ目は、ペットにストレスを与える恐れもあることです。
イタチが嫌いな臭いの燻煙剤を使用した際、飼っている犬や猫にも影響を与えてしまうことがあります。
また大きな音や超音波も、耳の良い犬や猫にストレスを与えます。ペットを飼っている場合は、音や臭い以外の駆除方法を考えたほうが良いでしょう。
自力で駆除しても費用はそこまで抑えられない
イタチの駆除を自分でおこなう際の注意点として、自力で駆除しても費用はそこまで抑えられないことも挙げられます。
自力での駆除は、想像以上に時間とお金がかかります。許可の申請の承諾待ちをしている間に、被害がどんどん広がってしまうことも考えられるでしょう。
業者に依頼するのは高いと考えている人もいますが、手間や物品の購入費用を考えると、自力よりも安くなるケースも多いです。
自力でのイタチ駆除が不安なら業者に依頼するのがおすすめ
自力でのイタチ駆除が不安なら業者に依頼するのがおすすめです。
- イタチ駆除を業者に依頼するメリット・デメリット
- イタチ駆除業者の作業範囲
- イタチ駆除業者に依頼した際にかかる費用相場
上記の内容をよく理解し、納得したうえで駆除方法を決めましょう。
イタチ駆除を業者に依頼するメリット・デメリット
自力でのイタチ駆除が不安な人は、まず業者に依頼するメリット・デメリットを理解しましょう。
イタチ駆除を業者に依頼するメリットは以下のとおりです。
- 被害が広まる前に迅速に駆除してくれる
- 豊富な知識と経験で、再発防止に努めてくれる
- 糞尿の清掃や消毒をしてもらえる
- 捕獲の際には役所への手続き代行をしてもらえる
また、イタチ駆除を業者に依頼するデメリットは、以下のようになっています。
- 費用がかかる
- 信頼できる業者を選ぶのが大変
上記のメリット・デメリットを理解したうえで、駆除業者に依頼するか決めてください。
イタチ駆除業者の作業範囲
自力でのイタチ駆除が不安な人は、業者に依頼する前にイタチ駆除業者の作業範囲を確認することをおすすめします。
イタチ駆除業者が捕獲で駆除する際の作業範囲は以下のとおりです。
- 生息調査
- 有害鳥獣駆除の申請代行
- 捕獲機の設置
- 定期的な捕獲状況の確認
- 捕獲状況の報告
- 捕獲後の罠回収
- 糞尿の清掃・消臭
- 侵入口の封鎖
一方で、追い出して駆除する際の作業範囲は次のとおりです。
- 生息調査
- 追い出し作業
- 追い出し状況の報告
- 糞尿の清掃・消臭
- 侵入口の封鎖
どちらの駆除方法でも、清掃・消臭・侵入口の封鎖は多くの業者の作業内容に入っています。
自力では難しい部分なので、イタチ駆除業者を選ぶ際の参考にしてみてください。
イタチ駆除業者に依頼した際にかかる費用相場
自力でのイタチ駆除が不安な人は、業者に依頼する前イタチ駆除業者に依頼した際にかかる費用相場を確認しておきましょう。
イタチ駆除にかかる相場は、駆除方法や家屋の広さによって異なりますが、おおよそ10~30万円程度です。
建物が広く、侵入口もたくさんある場合は、費用が高くなります。反対に、小さな家屋で清掃などの範囲も狭い場合は、10万円前後と安くなる傾向です。
イタチ駆除におすすめな害獣駆除業者3選
イタチ駆除におすすめの害獣駆除業者を3社紹介します。
害獣駆除110番
害獣駆除対応エリア | 全国 |
---|---|
費用 | 14,300円〜 要見積もり |
調査・見積料金 | 無料(有料の場合もあるが事前に伝えられる) |
即日対応可否 | 可 |
駆除実績 | 不明 |
再発保証 | 期間記載なし 要問い合わせ |
営業時間 | 電話・メール共に24時間受付 |
支払い方法 | 現金・銀行振込・クレジットカード・キャッシュレス決済 ※加盟店による |
対応害獣の種類 |
ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマ・コウモリ・害鳥・モグラ・ハチ・シロアリ・ゴキブリ |
害獣駆除110番は、日本全国受付対応の害獣駆除業者です。プロの技術で、イタチやハクビシン、ネズミなどの駆除をおこなっています。
見積もり料金には、駆除費用や殺菌・消毒費用、清掃費用が込みで記載されています。追加料金も一切かからないので、見積もり後に多額の費用がかかる心配もありません。
気になったときにすぐ連絡できるよう、24時間365日電話受付に対応しています。
害獣駆除対策センター
害獣駆除対応エリア | 関東・関西・九州・東海・中国エリア |
---|---|
費用 | 15,000円〜 要見積もり |
調査・見積料金 | 無料(有料の場合もあるが事前に伝えられる) |
即日対応可否 | 可(最短30分) |
駆除実績 | 40,000件以上 |
再発保証 | 最長10年 |
営業時間 | 電話・メール共に24時間受付 |
支払い方法 | クレジットカード・ペイペイ |
対応害獣の種類 |
ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマ・コウモリ・モグラ |
害獣駆除対策センターは、最短30分で訪問に来てくれる害獣駆除業者です。土日祝日も営業しており、年中無休でイタチなどの害獣駆除をおこなっています。
現地調査では正確な見積もりをし、見積もり後の追加料金ゼロを約束してくれます。さらに最長で10年の保証があるため、万が一再発してしまっても安心です。
ハウスプロテクト
害獣駆除対応エリア | 関東・関西・九州・東海・中四国エリア |
---|---|
費用 | 要見積もり |
調査・見積料金 | 無料 |
即日対応可否 | 可 |
駆除実績 | 1,900件以上 |
再発保証 | 最長10年 |
営業時間 | 電話・メール共に24時間受付 |
支払い方法 | 現金・銀行振込・クレジットカード |
対応害獣の種類 |
ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマ・コウモリ |
ハウスプロテクトは、再発の徹底防止に努める害獣駆除業者です。関東・関西・東海・中四国・九州エリアに対応しており、現地調査や見積もりは一切無料。
イタチやネズミ、ハクビシンなどの害獣を、安心の価格で駆除してくれます。最長10年の保証付きで、万が一の再発の際には、無償で対応してくれます。
イタチとは?駆除前に知っておくべき生態を解説
駆除前に知っておくべき、イタチの生態を解説します。
- イタチの身体能力
- イタチの繁殖時期
- イタチが好む食べ物
詳しく見ていきましょう。
イタチの身体能力
駆除前に知っておくべきイタチの身体能力は、機敏で器用なことです。木登りが得意なイタチは、柱の角や住宅の壁を垂直によじ登ります。
また3cmほどのすき間があれば侵入できてしまう柔軟性を持っているので、床下や天井裏に住み着くことが多いです。
イタチの繁殖時期
駆除前に知っておくべき、イタチの繁殖時期は春から初夏にかけてです。イタチのメスは、一度に3~6頭の子供を産みます。
子供は2~3か月ほどで大人と同じくらいの大きさになり、秋頃には自立していきます。子供のイタチはキーキーと甲高い声で鳴くため、その騒音で子供が生まれたと気づくことも。
住み着くイタチの数が増えれば、それだけ被害も増えるということを覚えておきましょう。
イタチが好む食べ物
駆除前にイタチが好む食べ物を知っておきましょう。イタチは、以下の食べ物を好みます。
- ネズミ
- 昆虫
- 鳥類
- トカゲ
- 生ごみ
イタチは、ネズミなどの小型動物を主に食べます。ペットとして飼われるハムスターが狙われるケースもあるため、注意しましょう。
また、人間が出した生ごみも、イタチは好んで食べています。ゴミの置き場所には気をつけ、イタチのエサにならないよう工夫することが大切です。
イタチを駆除せず放置することで起こる被害
イタチを駆除せず放置することで起こる被害は以下の4つです。
- 庭や屋根裏での騒音
- 糞尿による悪臭
- 建物の損傷
- 生ゴミの散乱
一つずつ解説します。
庭や屋根裏での騒音
イタチを駆除せず放置することで起こる被害は、庭や屋根裏での騒音です。イタチは基本的に夜行性の動物。
住人が寝ている間に庭や屋根裏を走り回り、騒音に悩まされる人も少なくありません。特に子育て中のイタチは、昼夜を問わず親子で活動することで、より騒音がひどくなるでしょう。
糞尿による悪臭
イタチを駆除せず放置することで起こる被害には、糞尿による悪臭が挙げられます。イタチは決まったところで糞尿をする「ため糞」の習性があります。
放置された糞尿は悪臭を放ち、時間が経つほど臭いもきつくなりますよ。梅雨や夏の時期などは雑菌やダニなども発生し、住人がアレルギー症状を起こす可能性も高いです。
建物の損傷
イタチを駆除せず放置することで起こる被害として、建物の損傷も忘れてはなりません。長い間糞尿を放置することで、天井裏のシミ、腐食などが起こります。
最悪の場合、天井が抜け落ちてしまうこともありますよ。
生ゴミの散乱
イタチを駆除せず放置することで起こる被害の4つ目は、生ゴミの散乱です。生ごみは、イタチにとってエサになります。
庭に置いておいた生ごみが荒らされる被害が出ることもあります。生ごみ目当てに他の害獣害虫が集まってくるケースもあるので、イタチは早急に駆除した方が良いでしょう。